2007年1月29日(月)01:17

欧州委員会は公開のEU憲法論議を求める

ベルリン(ddp)

欧州委員会は停滞している欧州憲法に関する議論を公開で行なうよう提案した。EU議長国のドイツの考えに従えば、EU創立50周年とEU憲法に関する3月の「ベルリン宣言」の協議に多くの人々の参加が望めなくなってしまう。だが少数が密室で交渉を行うのは望ましくない、と欧州委員会のマルゴット・ヴァルストレーム副委員長は「ヴェルト」紙Die Welt(月曜版)に語った。

議論は万人に公開されねばならない。「EU議長が他のEU加盟国政府とともに欧州連合の市民を招待し、決定の最後の瞬間まで市民の声に耳を傾ける」のが望ましい。それによりはじめて「共通の課題やEUの価値を謳うベルリン宣言やEU憲法に市民が何を期待しているかを」知ることができる。これは一般市民のEUに対する信頼度の向上につながる、とコミュニケーション分野を担当するヴァルストレーム副委員長は語った。

原題:Brussel will oeffentliche Debatte ueber neue EU-Verfassung




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